従来のロングパイル人工芝の素材は、熱源である赤外線を直接吸収してしまうため、パイル表面の温度が上昇し、ピッチ全体が熱くなってしまいました。
熱中症対策が叫ばれる昨今において、ロングパイル人工芝ピッチの温度上昇は、解決すべき大きな課題と言えます。
ロングパイル人工芝【オールウェザーターフ】は遮熱型・ロングパイル人工芝。新開発のパイル素材が赤外線を反射することによって、パイル表面の温度上昇を抑制することに成功しました。
この遮熱効果は、真夏の熱中症予防などにとても有効です。
また、ロングパイル人工芝【オールウェザーターフ】はクレイ系（土質系）舗装のグラウンドに比べて排水性能が格段に良いので、降雨後もすぐにプレイすることができます。
サッカー、ラグビー、野球などの部活動は毎日練習することが多いと思いますが、ロングパイル人工芝【オールウェザーターフ】は気候などの条件に左右されずグラウンド・コンディションを維持できるので、校庭・多目的グラウンドなど使用頻度の高いスポーツ・グラウンドにとって、最適の舗装と言えます。
また、改良土下地人工芝【ソイルター工法】を採用して人工芝の下地を改良土にするなら、既設クレイ・グラウンドの表層土を処分せずに再利用できるので、より経済的にロングパイル人工芝のグラウンドに改修することができます。
ロングパイル人工芝【オールウェザーターフ】が目指したのは、安全性とプレー性の向上。プレイヤーの視点に立って作られた、常に快適にプレイできる人工芝です。
サッカー場、フットサルコート、野球場、ラグビー場、アメリカンフットボール場、学校グラウンド、多目的運動場などの様々な運動施設から、幼稚園の園庭、遊具下の舗装、ご自宅の庭まで、あらゆるシーンに適応します。
また、天然芝のサッカー場やラグビー場でよく見かける、緑色の濃淡で縞模様（ゼブラ模様）になるように芝を刈り込むコートの仕上げ方ですが、ロングパイル人工芝【オールウェザーターフ】なら、濃淡の緑色のパイルを使って綺麗な縞模様に施工することで、その美しい仕上がりを永く保つことができます。
近年、様々なスポーツやイベントに使用される、ロングパイル人工芝舗装の多目的グラウンドが増えています。天候に関わらずピッチ・コンディションを維持できることから、稼働率の高い学校の校庭を、クレイ舗装からロングパイル人工芝舗装に改修する事例も増えています。
あらゆる競技やイベントを行う際に、人工芝・天然芝用ライン塗料【フィールドライン】があれば、素早く思いのままに競技ライン・マークを描くことができ、とても便利です。ライン塗料の色も、白色、黄色、青色、緑色、黒色の５色と豊富です。【フィールドライン】を使用した後は、水で簡単に消すこともできます。
